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2/10(木) 22:00〜23:00 🌍第28回「古民家大学」事前資料

(写真:ドローンから「ももや」から南の大和三山・畝傍山を臨む)

2/10(木) 22:00〜23:00 🌍第28回「古民家大学」事前資料

【今週の古民家関連ニュース】

1.「空き家バンク」一覧
空き家バンク一覧(615市町村)

2.古民家ヴィラ あんたげ
公式サイト

第34回福岡県美しいまちづくり建築賞発表
福岡県東峰村の【古民家ヴィラ 『あんたげ』】が(一財)福岡県建築住宅センター理事長賞を受賞。

この建物は、地方創生『棚田景観保全プロジェクト』の中、400年400枚の竹棚田の景観保全の一事業。

築132年の古民家を、一日1組限定の宿としてリノベーションしたもの。

3.「さかさま不動産」サイト〜“借りたい人”の情報を載せ“貸したい人”を募集
三重県桑名市にある、使用していない空間をリフォームして活用するベンチャー企業「株式会社On-Co(オンコ)」は、これまで古民家再生やシェアハウスの運営から地域振興まで、様々な社会課題の解決に取り組んできて、そのうちの1つが「空き家の有効利用」。

普通の不動産会社では、“物件”を掲載し入居者を募集するが、さかさま不動産では、“入居したい人”の情報を載せて物件を貸したい人を募集する形態。通常の“貸す”と“借りる”が逆さまとなっている。

サイト運営会社は「空き家って、何かしら街に影響を与える。街のためにも使えるんだって気づいたら、社会や街が大きく変わる」という。

昨年1月に名古屋市熱田区の商店街にオープンした書店「TOUTEN BOOKSTORE」。店主は出版関連の会社に勤めていたが、オススメの書籍やグッズだけを扱うセレクトショップを開くのが長年の夢だった。物件は色々リサーチしていたが、さかさま不動産のサイトに想いを載せたら、家主の時計店から連絡がきて、その物件に決まった。「空き家」を改装し、店をオープンさせた。

若者が何かやりたいと思ってもなかなか場所がない。しかは空き家は余っている。その子たちをネットに載せてたら、うまくつながった。今後は普通は借りられない物件が手に入るようになるかもしれない。

さかさま不動産をはじめて1年半で、成約に至ったのは10件。桑名の空き家をリフォームしたクッキー店に、奈良県吉野町の古民家をコミュニティスペースとして借りた人も出てきた。さらにカフェや駄菓子、訪問介護ステーションや秘密基地まで成約になっているが、サイト掲載や仲介料などは一切無料。

4.西日本シティ銀行が、古民家に「住宅ローン」を導入❗
地方移住や古民家暮らしのニーズが高まる中での対応。全国古民家再生協会の総合調査が必要

◎2月1日から、古民家の購入やリフォームを対象とした住宅ローンの取り扱いを始めた。通常の住宅ローンでは古民家の価値を反映できず融資は難しいが、専門家による資産価値鑑定を活用する仕組みを導入し、古民家の購入・リフォームのニーズに応える。

同行によると、古民家の購入やリフォームを対象にしたローンの取り扱いは全国で初めて。

ローン対象の古民家は、昭和25年の建築基準法制定時にすでに建てられていた伝統的建造物の住宅。免震性能が高く、適切な維持管理をすれば長期間住み続けることができる住宅も多い。

しかし、従来の住宅ローンでは法定耐用年数や築後年数を担保評価の算定基準の一つとしているため、一般的に築25年以上の住宅は担保価値はないとして、古民家の価値を算出することができない課題があった。

古民家を対象にした住宅ローンでは、全国古民家再生協会が耐久性や希少性、文化的価値など総合的な観点から鑑定した資産価値を活用し、担保評価を補う。

融資額は100万円以上、1億円以内で返済期間は2年以上、35年以内。金利は変動で年1・475%(1月27日現在

(概況)近年は大きな地震もあり、その建物の耐震強度が注目されている。日本の建物の耐震基準は昭和56年の6月から新基準になり、震度6強以上の地震でも倒壊しない構造基準となった。それ以前に建てられた建物は旧耐震基準の建物と呼ばれるが、旧耐震の建物でも耐震補強の工事がされていれば安心。

5.Kominka Japan
外国人の古民家ファンクラブ

Kominka Japanは2016年春より外国人を中心にFBにて発足したグループ。日本全国現在1400人以上のメンバーを有し、古民家の修復や購入、日本の田舎で暮らすための正しい知識など幅広くさまざまな経験等の情報を共有するために活動をしている。日本で古民家を取得し地方や集落で暮らし農業を実施するなど、日本古来の農村の維持やあり方に深い理解と努力を惜しまない人々で構成。

6.古民家暮らしに関する総合情報サイト「クロニカ」
クロニカの公式サイト

古民家の屋根工事
・古民家の屋根の構造と木組がスケルトンにすると美しい
・瓦を下ろし、竹の下地を撤去し、スケルトンになった土間の屋根。残ったものは左右に走る垂木(たるき)と呼ばれる屋根の下地を支えるための木材と、縦方向に走る棟木(むなぎ)、母屋(もや)、そしてその向こうは青空。

なぜ、日本人は古民家をすぐ潰してしまうのか?!

1. 江戸の建築はスクラップ&ビルドだったから?
2. 戦争に負けてGHQに洗脳されたから?
3. 戦後の住宅不足で「早く」「誰でも簡単に」建てる必要があったから?
4. 戦後現れた「ハウスメーカー」なるものが「新築最高!!」って宣伝するから?
5. そもそも日本国民は新しいもの好きだから?

「1. 固有の優れた文化が育まれる
2. その文化の価値に気づけない

優れた文化は生まれるんです。でも、それが大事なものだということが分からない。

外圧が無いから、侵略が無いから、それが守るべき自分たちの大切なアイデンティティだって気づけないんですよ。
文化的自意識が芽生えないまま、「結果として」素晴らしい文化が生まれただけということなんじゃないのかと。
さらに、そこに鎖国が拍車をかけた。

200年以上も目隠しして何も見せないでおいて、それからパッと目隠しを取ると、そこには見たことのない世界が遙か遠くまで広がっていた……」

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